我が家のこだわりの米づくり-水田管理

 我が家の水田は、隣の水田との落差が大きいため非常に水の持ちが悪く(モグラ被害)、畦塗り後の畦シートはりや、腰の強い稲をつくるための草取り作業といった除草剤などの農薬に頼ってしまえば軽減される作業も沢山ありますが、農薬が水田内に染みこんでしまわないために、やむをえない状態以外は、あえて人手で行っています。湧き水はじめホタル、メダカが住めるような自然の恵みを大切にした水田管理を年間を通して行っています。

あぜ道に生い茂っていた雑草が枯れたものです。この雑草の下には冬の間冬眠していた害虫(カメムシ他)が多くすんでいるので害虫駆除をかねた雑草の焼却です。

山ぎわの清水堀の泥上げをしている様子です。 湧き水が多くでているところは、堀を水田の脇に作っておかないと秋になって水田内から水が引かなくなりコンバインでの稲刈りができなくなってしまう為寒いうちから手を回しておきます。

3月下旬頃、水田に水をためておくのに必要である畦シートを張ります。我が家の水田は水持ちが悪いため、畦塗りをやった後に必ずこのシートをやるようにしています。

地下に埋め込んである暗渠排水のパイプから湧き出ている水を隣の水田に水を引くため、冬の間に掘っておいた堀を土嚢でせきとめ水田内に水を引き込んでいるところです。堀の底からは水が湧き上がっています。

水田内に水を引き込んで代掻きの準備です。4月上旬には荒代掻きを始めます。我が家の水田は、特別な用水路が無いので水はとても貴重なのです。堀をせき止めて貯めた、自然のミネラル豊富な湧き水を有効利用しています。

補植作業終了後は、水管理と、あぜ道の草刈りです。害虫の繁殖予防はもちろん、稲の葉に風を当て腰の強い稲をつくることができます。 また水田内に生えるクログアイなどの雑草を取り除く作業も行います。

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